伸びているギフトカード転売市場

いろいろなショップでギフトカードというのを扱っています。よく好みをしらない人でも家族がお世話になっている場合や節目、節目に仕事の関係者にも何かしら差し上げたい、といった時にはギフトカードのようなものはとても便利です。スタバにターゲット、本屋にレストランと、大抵のものはそろっています。ところが、カードって意外にもっていることを忘れてしまったり、たまたまその店に入った時にはもっていなかったりと、使っていないでそのままになっていたりしますよね。。。使いかけだけど、捨てるに捨てられなくなっているカードを売買する市場がここ1年間で3倍以上になっているというニュースがありました。

そういったカードを売買できるサイトは例えば カードプール ギフトカードグラニー  ABCギフトカード レイズとあるのですが、レイズは10億ドルの価値がある会社といわれ先月5600万ドルを資金調達しました。
こういった転売市場のビジネスモデルは簡単で、仲介会社はギフトカードの価値の80%で買取、87%くらいで売る、ネット上の金券ショップですよね。そして購買されるのは9月〜11月が多く、クリスマス後の12月から1月には売る方が多くなるということ。供給量が増えれば、ディスカウント率も高くなるそうです。

過去4年間、”sell the giftcards”という言葉が12月にグーグルで一番検索される言葉になります。そして、ギフトカードグラニーではその後通常の10倍ほどのカードが入ってくるそうですが、あっという間に売られていくそうです。

確かに、換金性の高いカードをもらうほうが、趣味にあわない服とか、雑貨をもらうより、ましなような気がしないでもないですが、実は日本の冠婚葬祭の時に渡す現金というのが一番合理的な気がしてきました。

今年のハーバード大学への出願者は9%の増加

今年の9月から大学に行くための学生の選考が山場を迎えています。最終選考は3月末に発表されるそうですが、ハーバード大学に出願した学生が去年に比べ9%増えたといいます。現在ハーバードカレッジ自体は6700人の学生がいますがこれを単純に4で割ると1600から1700人程度を毎年受け入れている計算になります。

今年の出願者は37305人、ということで単純計算すれば倍率25倍ということですか。実際には人種、国籍のバランスをみていくわけですから出身国によればもっと大変、もしくはもう少し楽なのかもしれませんね。

自分が学生の頃は大学4年になると、色々な会社やリクルートのようなところから就職説明会の案内やダイレクトメールが届いたものですが、(今はもっと早い?)ここではそれと同じようなことが大学入試を控えた高校生にも起こります。アメリカには有名大学から名の知られていない大学まで相当数の大学があるわけで、多くの大学が生徒を確保するのに、色々なアプローチをしてきます。
ブルンバーグによると他のアイビーリーグの大学、コロンビア、プリンストン、ブラウン、ペンシルバニア大学といったところでも出願が増えているといいますが一方、イエール大学は2%の減少、これは該当する者へのダイレクトメールを減らしたからとのことで、大学側によるアプローチというのはやはり認知度というものをあげているといえそうです。

ハーバード側は今年の出願者が増加したのはハーバードの卒業生からの多額の寄付金(1億5千万ドル)があったことを大きく公表したこと、ウェブやビデオ、ソーシャルメディアでのコミュ二ケーションに力をいれてきたからではないかと分析をしています。
実際60%の学生がなんらかの奨学金、補助金を得るということで平均では一人当たり年間1万2千ドル程度を支払っているということです。

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もし選挙権年齢を引き下げるなら教育に期待すること

日本でも選挙権の引き下げの話がでてきていますが世界的にみると、18歳で選挙権を得る国が圧倒的に多いのですね。日本では若者に政治に関心をもってもらおうと、選挙年齢の引き下げに関して肯定的な意見が多いようにみうけます。選挙権を引き下げることで確かに若者の当事者意識は多少はでるのでしょうか。

昨今の、世界の情勢、治安の変化をみていると日本も政治的に大きな判断をしなければいけない時期にそのうちくるのかもしれないとは思うのですが、その時、若者に(もしその時、今より若い人達に選挙権があるとしたら。)投票権はあげるからどのように情報を処理して、判断するのかということは自分で考えてね、といってしまっていいのか疑問です。

18歳から選挙権のある国の多くでは、18から軍隊にいったり、15、6ですでに職業訓練に入り、仕事をしていたりして10代後半からなんらかの社会的責任を負い始める国々が少なくありません。ある意味社会的に大人になる地盤がある程度整っているといえます。

選挙権を下げるならばとりわけ中高生からの教育というのはますます大事になってくるわけで、政治のしくみといったことをもっと具体的に教えることも大事ですが、それ以上に自分の一票がどのような影響を与えうるのか、自分の国をどういう国にしていきたいのか、ということまで含めて考えていく力が必要になると思われます。(自分が選挙権をもらった20歳の頃にはかなり漠然としか考えていなかったように思いますが、もし高校生くらいの時にもっとディベート教育のようなものがなされていたら、もう少し、深く考えていたかもしれません。)

それには、学校教育の中で、異なる主張を出し合い、学生同士で議論を戦わせたりすることも含まれると思いますが、日本人の国民性としてどちらかといえば一つのことを多面的に考えるというのは不得手だと思います。それは同じような文化、価値観を持った人たちの集まりであり、空気を読む、調和するということを重要視されるからなのでしょうが、意見の相違はあくまでも意見が違うというだけで、それをもって個人を攻撃しているものではないし、するべきでもないということを理解することも大事でしょう。

そして、それは若者だけでなく、彼らを育てる大人の側にも責任があるのだと思いますが、情報を自分で選びとることから始まり、正しい答えを導くのを手伝うのではなく、その人なりの答えを出すのを導くという考え方を学校教育で行うことが、今後ますます重要になってくるのではないでしょうか。

大気汚染が妊婦に与える影響

アメリカの公立の学校は知的障害を含め、その他障害がある子供達も普通に学校に受けいれます。そのせいかどうか、ADDやADHA、自閉症の子供達も多いなあ、と思っていたところ、実際自閉症というのは増えているようです。1993年から2003年の10年間で,米国教育省による全米の自閉症罹患率の統計値は657%の増加を示し米疾病対策センターが親を対象に行った調査で、児童の2%に当たる約100万人が、何らかの自閉症と診断されたことがあると分かったということです。日本の国立成育医療研究センター研究所による2010年の自閉症の環境要因に関する調査で、日本でも自閉症が増加傾向にあるということが述べられています。これは自閉症の定義というのが広範囲になっているということも理由にあるようです。

そんな中、ハーバードガゼット12月23日2014 には妊婦と大気汚染と自閉症の関係を全米で初めて調べた研究についての記事がありました。

ハーバード大学公衆衛生大学院の研究によると、粒子状物質(PM2.5 とか10)によって大気汚染がひどいところにいる妊婦は、(特に妊娠後期に)そうでないところですごした妊婦よりも子供が自閉症になるリスクが倍ほどあるということがわかりました。妊婦が大気にさらされているほど、そのリスクは高くなるそうです。

妊婦は食べ物に気をつかったり、喫煙は胎児に影響があるからやめたほうがいいといわれていますが、やはり大人にとってもいいことではないことは胎児にはますます大きな負担になるということなのでしょう。心身共に健康な子供を育てることができるということが、実はそんなに簡単なことではなくなっている、という気がしてきました。

兄弟姉妹がいることが子供達に与える影響

どこの家でも、子供の時は兄弟姉妹は本気でひどい喧嘩をしたりするものです。それでも子供の頃に友人同士で兄弟の話をした時にはみんなお兄さんお姉さんに憧れていたように思います。特に下の子は上をみて育つので、いいことも悪いことも親以上に上から学ぶことが多いですよね。逆に上のこは小さい子供達の面倒を見るのが上手になります。

なんとなく今更という気がしないでもないですが、そういった、兄弟間の関係が青年期における子供の発達においていい影響をもたらすということが研究でわかったとのリポートがあります。
去年の秋に行われたブリガムヤング大学の研究で308家族を無作為に調べたところによると、兄弟との関係が子供達が他人を思いやったり、尊敬したり、助けあったり、何かを他の人と共有するといった社会的な行動を発達させるということがわかったということです。研究では兄弟間の愛情が青年期の思いやりや社会的行動にいい影響を与えており、兄弟間のけんかは青年期における鬱や男子における攻撃性のようなものにいい影響を与えるということ。

実際には兄弟間でのけんかのあるなしにかかわらず、互いに愛情があるということがいい影響を及ぼします。そのポジティブな影響は男女に関係なく同じだそうですが、研究では男子のほうが女子よりもその恩恵を受けていないと感じています。

またイギリスのエセックス大学の研究では兄弟関係が思いやりや助け合いといった部分だけでなく、下の子の成績にも影響を及ぼすといいます。
4年間にわたる研究では、兄や姉が下の兄弟の成績に与える影響というのが特に低所得者層で大きくなっているといいます。弟や妹の宿題を手伝ったり、教えたり、学校の情報や先生についての情報を伝えることで下の子の成績が良くなることにつながるということだそうです。

小さい時は特に家族の中では遠慮がなく、素のままの自分をうけいれてくれる場所であり、それがあることで、ある意味いろんな実験ができるところという感じもします。
昔は兄弟がいなくても、近所の子供達と兄弟のように毎日遊ぶということができた人も多いように思いますが、少子化で子供の数が減り、近所の子供達とも遊ばなくなってきたり、また、都会では塾通いで家と塾もしくはお稽古事との往復ということになると、社会性を育むということがますます難しくなってくるのかなあ、と思います。そういったことが、大人になった時の人付き合いの仕方やコミュニケーション能力に影響を与えていくのでしょうか。