高校の教科書のデジタル化

ニューヨーク州のホワイトプレインズの高校で、教科書を全てデジタル化したという記事が12月23日 ボストングローブにありました。
アメリカの教科書は、分厚く、重いので、教科書を家に持って帰らなければいけない場合は、かばんがずいぶん重いことになりますし、教科書は学校から借りるというスタンスなので、自分の所有物ではありません。

この学校はカトリックの男子校でデジタル化に伴い、宗教の本以外の学校で使用する教科書は、全てクラウド内の書庫にあります。学校が支払う費用も600ドルから150ドルになりました。(1人あたりの費用だと思います)

本のデジタル化にふみきったのは、教科書の重さやコストが主な理由ではなく、そのほうがよりよく学習できるからだそうです。
例えばオンラインの歴史の本では様々な歴史上の人物に関するビデオがのっていますし、英語は書いた作文に点数をつけてくれたり、必要であれば、例えばコンマの使い方のワークシートを提供してくれたりします。バーチャルな実験室もあります。もちろん、デジタル教科書は自分のものなので、書き込みもOKですし、去年の復習もできます。
この高校は全米で唯一、全ての学生の為に、全ての教科のデジタル教科書化をすすめた学校だそうです。
歴史の先生は、教科書が充実することで、授業ではより、討論や分析ができるといいます。学生も、行き帰りのバスの中や、どこでもイヤーフォンをして、授業をきくことができると、好意的に受け止めています。

実際、マサチューセッツの高校でも、デジタル教科書はずいぶんとりいれられていますが、これからは完全デジタルの方向性にあるのでしょうか。全生徒にiPadを用意する高校もあらわれました。
デジタル教科書は学生は、ラップトップか、タブレットを使用することになり、費用の面で考えると、安くなるわけではないようです。
必要な情報が、全て読めば、もしくはビデオをみればわかる、となると教師の力というのが、知識を教えるより、ますます、
生徒達がより深く学べる枠組みつくりや、知識を使ってどういう理論展開をしていくのか、という応用力という側面にうつっていくのでしょう。

個人的には、新学期にもらう新品の教科書や、ページをめくる時の紙の手触りが好きだったんですよね。オンライン上の本ってどうも、立体感がなくて、五感を刺激しない、なんて感じていますが。。。

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