スーパーの食品廃棄物をエネルギーに -サステナビリティを追求するスーパーの話-

マサチューセッツ州、コネチカット州、ロードアイランド州内に213店舗展開している、オランダ資本のスーパーマーケットチェーン、ストップアンドショップという店があります。この店は、障害者の雇用に積極的に取り組んだり、地元の学校と一緒にプログラムを作ったりと、地域に根ずいた店舗作りをしているチェーンです。
この店がサステナビリティという観点から, 寄付する事もできず、商品としても売り物にならなくなった廃棄食料品から、エネルギーを作る資源再生工場をフリータウンにある配送センターに作ることになり、2015年に完成予定と発表しました。(2月16日ボストングローブ)

この12000平方フィートのフィード・リソース・リカバリー社の革新的な、食品廃棄物を燃料にかえる施設は米国では2つ目のケースになるそうです。(現状このテクノロジーが使われているのは2012年にできたカリフォルニアにあるスーパーマーケットチェーンクローガー社のもので、毎日350店舗から、150トンの食料を処理しています。)

ストップアンドショップの施設では毎日95トンの食品が処理され、ディストリビューションセンターの40%の電気を供給できるようになる予定です。このセンターは24時間操業で1000人以上のフルタイムもしくはパートタイムの従業員がいます。

現在、賞味期限ぎりぎりになった食品はただでフードパントリーに寄付されていますが、2013年には1200万ドル分のものが寄付された計算になっています。
賞味期限がすぎた食品や傷がついたもの等少量は家畜用のえさとして農場に寄付されているかコンポストされています。しかし、大抵のものは廃棄されているのです。新しい工場で処理されるのは腐敗しやすいものなので寄付が減るわけではないそうです。

ストップアンドショップは環境に配慮して多額の投資をしていますがそれによって無駄なトラックの使用も減るし、再生可能エネルギーも生み出し、国が掲げる2020年までに年間45万トンの有機ゴミを減らそうという目標にも貢献しようとしています。

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アメリカ人以上に賞味期限に敏感な日本人。一人当たりの食品廃棄率も相当高いといわれています。農林水産省によると、(平成22年度)食品ロスは日本国内で年間約500万~800万トン、これは世界全体の食料援助量の2倍にあたり、日本の米収穫量に匹敵するらしいです。食品自給率が低いのにも関わらず、コンビニやスーパーからの廃棄率も高いといわれてますから、サステイナブルな生活を考えなければならないのは日本人も同じです。

参考記事:
サステナブル(環境に優しく持続可能)な生活を目指しているスタートアップ-practically green-

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