カナダのアクセラレータプログラム

ボストンはアメリカ東海岸でのイノベーションの中心地だけあり、世界各国が様々な形で自国の企業がアメリカに進出することをサポートしています。ベンチャーキャピタルを自国に取り込む為に、企業の為のイベントを開催したり、国がサポートする起業を促進するセミナーも盛んです。

先日、カナダの総領事館主催で、48時間のアクセラレーターイベントが行われました。
カナダのアクセラレータプログラムは6週間のプログラムで年に3回ほど行われます。長い研修期間になるので、参加者は、途中本国に戻ったりするということもあるそうですが、そのうち今回のような48時間のイベントは年に2回ほどあり、その中で、ベンチャーキャピタルの話を聞いたり、ボストンでの同業他社の様子を調べたり、ピッチコンペをしたり、メンターグループとの話し合い等が行われます。

今回のピッチコンペはテック、ライフサイエンス、エンジニアリング等の企業約25社が各5分程度のピッチをし、見ている方は、内容の評価をしていきます。

カナダはもちろんアメリカの隣国になるので、人も資本も行き来が盛んだと思いますが、それでも参加者、及び、ギャラリーの人達も雰囲気が違って面白かったですね。
アメリカのピッチイベントは、どっちかというと、”ショー”の要素が強い感じで、参加者も見ている方もラフな感じの人が多いですが、カナダの場合、もう少しシリアスというか。。。今回は見ている側が9割方、スーツにネクタイの男性。投資家関連が多かったのかもしれませんが、それでもカジュアルな人がほとんどいなかったのには驚きました。お互い真剣勝負ということでしょうか。

5分のピッチで、投資家がみているのはビジネスのお金の流れという以上に、”誰が”この会社、チームを引っ張っていくのか、という部分です。これは人に投資をするという要素が強いからのように思います。5分のピッチで自分の準備してきた文章を読む、ということはアメリカ人の場合はあり得ないわけで、自分を表現する最大の見せ所になります。その点は、アメリカ人はみせるのが上手な人が多く、このアクセラレータプログラムではピッチをする、(自分を売り込む)ということも勉強する要素の一つになります。

最近目につくのは、国がこのようなプログラムを全面的にサポートする事が増えているということ。世界各国が、自国の企業がここで資金調達や、具体的なノウハウが学べるようにそしてまた、企業の進出をサポートする イベントが増えています。注目すべきは、このようなプログラムに参加した3年後にどのくらいの会社が生き残っているのか、ということで、国によってはその割合が80%を超えるところもあります。マスチャレンジのファイナリストに残った企業が生き残る確率というのもかなり高いと言われているので、生き残り率の高い、プログラムを提供できるかどうかで、プログラム自体の成功が決まりそうです。

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