TED× Cambridge 2014 Fall -目が見えないことが新しい脳力を開花させる-

先日のTEDトークの続きです。
もう一つ、とても印象に残った話は脳神経科学者であるLotfi Merabet博士の話です。

人の人生にネガティブなインパクトを与える病気や障害は何か、とういう質問をしたところ、1番ネガティブなインパクトがあるのは目が見えなくなること、その次にHIVにかかること、癌になること、と続くそうです。

目がみえないというのが一番にくるのは、そうなったらどうなるのか理解できないという恐れからくるものと考えられます。
Lotfi Merabet博士はどのように脳が視力障害に対応するのかを調べています。
実際生まれた時からほとんど、目が見えないエスレフ・アーマガンさんという画家がいるのですが、彼の描く絵が非常にすばらしい、(見た事もないはずなのに、本物と同じくらいにかけている)ことに注目し絵を描いているときの脳の活動を分析したその結果、今まで一度も物を見たことがないにも関わらず、脳の視覚野(人が何かを見ている時に活性化している部分)が活発に活動していていたということがわかったそうです。彼は脳のその部分で、ものを認識しており、脳の中にイメージを作り、そして現実とほぼ同じ色、そして形を表現しています。
目が見えないということで、もう一つの才能を開花させることができるといえるのです。

エスレフ・アーマガン氏の絵

エスレフ・アーマガン氏の絵

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本物を目でみたことがなくても、脳で認識できることで、色も正確に表現しているのですが、生まれてから色を認識したこともないのに、どうして、空を水色で表現できるのか、花を赤や黄色で書けるのか本当に脳の神秘そして、可能性を感じさせる話でした。

さて、今回のTED トークでは7組がスピーチをおえたところで、この7つの話を凝縮したコントを3人のコメディアン(俳優?)が行いました。
それぞれの話の内容の濃いのですが、それだけにもう一度、レビューをしないと、話を忘れてしまうのです。
少々残念だったのは、あまりにも盛りだくさんな内容で、焦点がぼやけてしまった感じがしますね。3〜5組までのほうが、内容が頭に残るので、インパクトももっと強かったように思います。

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