ハーバードビジネスレビューが選ぶ,ベストCEOは?

11月号のハーバードビジネスレビューでは、客観的なデータ、(国及び産業調整後の株主投資利回り、時価総額)をもとに誰が率いる会社が長期的に価値をうみ続けているか、ベストCEOのランキング100を発表しました。一番はアマゾンのCEOジェフ•ベゾス氏、続いてギリードサイエンス社のジョン•マーティン氏、シスコシステムのジョン・チェンバース氏となっています。ジェフ•ベゾス氏がCEO就任中に、株主投資利回りの合計が15,189 %にもなり時価総額価値が1400億ドル増えました。

日本人だと100人中2人、11位にファーストリテーリングの柳井氏、45位にキャノンの御手洗氏がはいっています。
女性が2人、やっぱり少ないです。創業者が11人。
エンジニアリングを勉強した人の数(24人)とMBAをとった人(29人)の数が同じくらいというのも注目点かもしれません。
車産業、機械やIT業界ならわかるのですが、ファイナンシャルサービス、保険や輸送等の分野でもエンジニアリングを勉強した人達がトップについています。これは理系の人は実用的に物事をとらえ、ロジカルシンキングができるということが大きな理由のようです。ちなみに年齢の中間値は59歳。

リストにのっているうち、アメリカの会社のCEOの報酬の中間値は1210万ドル、アメリカ以外のCEOの場合はその半分の640万ドルで、最高額をもらっているのはウォルトディズニー社のロバート•アイガー氏の3430万ドルだそうです。(約35億円ですが、これは決して全米一番というわけではありません。。。)
80%以上のCEOは100万ドルから2000万ドルの報酬をえています。
報酬が高いほうからみたトップ10はアメリカの会社になりますが皮肉にも、ベソス氏の報酬は66番目と、傾向的には創業者や家族経営者の場合は報酬が雇われCEOより低くなりがちなようです。

この評価、客観的に判断する為に”利回り”のように、明確に数字に落とせるものだけを指標にしたということで、CEOの社会的役割ということを現実的に考えた時に重要になってくる、従業員や顧客の満足度や環境へのインパクトといったような、数字に明確に落とし込みにくいものは排除しているために投資家にとっての、いいCEOといえそうです。一方、中長期(最低でも2年間CEOとしての地位にあり、在職期間中間値は7年)でみているので、会社が色々な意味で安定しないと、成果が出ないという意味では数字に簡単に出せない部分の評価も当然、影響してくるだろうと思ったのですが、、、Reputation Instituteというコンサルティング会社にリーダーシップや労働環境、ガバナンス等、数字にしにくい部分について100人をランクずけしてもらったところ、ベソス氏を含むスーパースター級のCEOは全てにおいて、ハイパフォーマンスをみせましたが、一般的にはそれほど相関性があるとはいえないという結果がでたそうです。

アマゾンも短期的にみれば業績は必ずしもよくない時期があっても長期で見た時に大きく成長しています。長期的に考えられるということが創業者CEOの強みかもしれません。

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