Made in USAの靴が続々と復活なるか?

子供の頃、初めてアメリカに観光できた時、どうしてもナイキの靴がほしくて親に買ってもらい後からMade in Japanとみて愕然とした思い出があります。Made in USAというのに憧れていたんですね。。。その頃でさえ、靴産業はすでに生産をアジアでしていたようですが、その後アメリカからすっかりきえた靴工場が又、アメリカに戻ってくることになりそうです。米国防総省が軍の新兵のためのランニングシューズは全てメイドインアメリカのものにすると決めました。現在、新兵が使う装備品のほとんどのものがアメリカで作られているのですが、ランニングシューズだけは違ったようです。米軍は毎年25万足を新兵のために調達するそうで、全米最古のアスレチックブランドとして知られるサッカニーとニューバランスは共に本社がマサチューセッツ州にありますが、両社がそのシェアを巡って激突です。

余談ですが、サッカニーは、ケッズや80年代に一世を風靡したデッキシューズを作っているスペリーと同じ、ウルヴァリン・ワールドワイド社の傘下にいます。下の写真ってちなみに現在のHPからのものですが、30年以上前もほとんど同じようでしたよね、確か。今、この辺りの高校生の中でもスペリーを履いている男の子はちょっと洒落ているというイメージがあるのも、時代はめぐるということなのでしょうか。。。

Sperryのデッキシューズ

Sperryのデッキシューズ

ニューバランスは随分長いこと、この米軍へのランニングシューズの供給に関しては働きかけ、準備をしてきました。
北米で売られているニューバランスのランニングシューズの四分の1はすでに”Made in USA” のラベルがついていますが、一部のパーツは外国産になっているということです。
中国での生産は、人件費の高騰により、旨味のあるビジネスではなくなったということですが、問題は生産拠点がアジアに移ってしまった為に、国内のサプライヤーがなくなってしまっているということ。実際、全米にある125の靴製造業者は、大抵小規模、もしくは特別な靴を作っているそうでそのうち20社がアメリカ製の靴の大半を製造しているそうです。一度失ってしまった産業、人間関係を含め、新たに関係を構築するには時間がかかりそうです。しかし、両社ともこれを機会に、一般向けの靴もMade in USAにしたいと思っています。これによって雇用の拡大も見込まれます。

退役軍人の方々で、職がうまく見つからなく、この冬特に寒いマイナス10度くらいの所で仕事をください、というボードを持って立っている方々をみると、軍で使う物資の供給は軍のOB達を含めてまわしていくというのはOBの雇用を確保するためにはいいのかもしれません。そう考えると、間接的な軍事産業というのは裾野が広そうです。

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