高校を中退するのは必ずしも金銭的理由からだけではないということが判明したマサチューセッツ州

マサチューセッツ州はアメリカの中でも教育熱心な州ですが、高校卒業率を上げるために、奨学金整備や学校側もここ数年努力をしてきました。その甲斐があってか、2014年の卒業率が、得に低所得層での層であがってきたとのリポートがでました。(ボストングローブ1月27日) 

2014年に高校を卒業した割合は州全体でみると86.1%、ボストンエリアでは66.7%しかありません。
そして、とりわけ卒業できないのが英語の能力が高くないグループで63.9%,必ずしも低所得者層というわけでもないですね。人種をみるとアジア人では92.1%が卒業しており、一番低いのはヒスパニック系(ラテンアメリカ系)で69.2%です。やっぱりアジア人は真面目な子供が多いのでしょうかね。男性よりも女性の方が卒業率が高いということで、総合してみると、英語がうまくないヒスパニック系の男性の卒業率が低いといえそうです。

アメリカは”格差社会” といわれますが、所得格差はなぜ広がるかといえば、教育格差も一因でしょう。大学費用が高すぎることもありますがそれ以前に、そもそも高校を卒業しない子供達が結構いるわけですね。ここでは義務教育が10年生まで(高校1年終了まで)なので、それも一つの心理的な境目になるのでしょうか。
金銭的な援助というのも必要ですが、言葉が通じないことの精神的な孤独感とか、人間関係がうまくいかないことでうまくコミュニティに馴染めないことも高校を卒業できない理由なのかもしれません。

ちなみに日本では平成 25 年3月に東京都教育委員会 が行っている調査によると、平成23年度では高校中退率は全国平均1.6%、中退している子供達の理由として遅刻、欠席が多くて学校に行きずらくなったり、勉強についていけないくなったりすることがあげられており、生活習慣そのものの見直しというのが指摘されています。人付き合いが上手くできたり、学校に居場所があればやめなくてすんだかもしれないと答えている子達が多いのですが、結局社会性が影響を与えていることはこの調査でもわかります。

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