つららと断熱、まだまだ改善の余地のある住宅建築市場?

今年はボストンでは記録的な積雪量です。あまりの雪の多さに、街中では雪かきをしてもその雪をおくところがなく、歩道を塞ぎ危険な状態になっています。車も普段なら見通しがいいところも雪が高く積まれているせいで見通しが悪く非常に危険です。雪の多さで電車も止まったりしてしまい完全に麻痺状態ですね。。。

でも、そんな中車で走っていると気ずくことがあります。
家という家につららがすごいのです。不思議なことに、古そうに見える家、新しそうに見える家全く関係なく、つららが垂れ下がっています。そして同じ業者がたてたらしき家は新しくてもつららが下がっています。このつらら、先がかなり尖っているので結構あぶなくて、街中ではそのつららを取るためにはしごをかけて、つららを取っている人もいるのですが、これも結構危険です。

IMG_つらら

なぜつららができるのかということですが、これは部屋の中の暖かさが屋根面に漏れ出てしまっている証拠で、その熱で屋根にある雪が溶けてつららになるということで断熱が悪い家ということになります。だいたいみていると、屋根のところからでているので屋根断熱?天井断熱が悪い家が多いということなんでしょう。
今年のようにマイナス10度以下の日々が続き、雪がこれだけ降ると、暖房代金もかなりの金額です。アメリカの家は大きめな家が多いので断熱が悪い家は特に高熱費が異常に高いということになります。3階建てのある知人の邸宅は、断熱工事をする前は冬の高熱費が最高で月に3000ドルもかかったことがある、というほど、このように寒いところでは(暑いところでも)断熱はとても重要になってきます。

新しそうな家でも結構つららがありますね。

新しそうな家でも結構つららがありますね。

さてこれだけ雪が多くて、寒く夏はしかも結構暑くもなるボストンで、これほど断熱が悪い家が多いということは、市場的にかなりポテンシャルがありそうです。日本でも、エアコンや、暖房器具の省エネということはよく考えられている商品が多いように思いますが、家の断熱ということを考えると、雪が多いエリアならともかく、そうでない場合なかなか決断がつかず、最近やっと建てる時に断熱をきちっとするという考え方が徐々に広まってきたのかなあという感じですね。でも冬場だけでなく、夏の暑いのにも効果を発揮するんですけどね。

断熱の分野ではヨーロッパが圧倒的に強いと思いますが、ここと同じく、マイナス10度くらいに冬場なるところでも暖房がいらないような住宅ができています。日本人は基本的に、我慢強いのでしょう。家の中でさえ隙間風で寒く、電気代の節約の為に家で着込んだり、省エネタイプの暖房器具を使うことで、節約しようと思いますが、住環境をトータルで考えたほうが、省エネそして金銭的な節約効果がずっと高くなるという現実があります。

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