ノースイースタン大学が、2億2千500万ドルかけて新しく科学、エンジニアリング研究所の建設を来月着工する、という話がボストングローブ紙 12月5日にのっていました。
新聞によると、
ボストン界隈は各大学がしのぎを削って、投資をしています。
・ボストン大学
2つのサイエンスとエンジニアリングのビルが10年以内に完成予定。
・MIT
ナノマテリアル研究所と科学、エンジニアリングスクールの研究施設が2018年に開設予定
・ハーバード大学
巨大なサイエンスコンプレックスを建設中で、エンジニアリングスクールがこちらに移動予定
・マサチューセッツ州立大学 アムハースト校
サイエンスコンプレックス、半分はすでにオープン済みだか残りの半分は2016年開設予定
・ウェントワース技術大学とウェルズリー大学は小さめのサイエンスラーニングとリサーチスペースを確保
米国ではサイエンスとエンジニアリングの分野で学士号をとる人がこの5年の間に、19%も増えており、他の分野では9%の伸びにとどまっているということです。
これはこの分野の就職率が他の分野よりもずっといいからです。
ノースイースタン大学の施設では主にヘルス、セキュリティ、持続可能性に関する研究が行われる予定だそうです。
学長によると、”社会がその分野に集中することを望んでいる” ということです。
さて、一方、日本の大学情報を提供している、ナレッジステーションというサイトによると、日本の大学で2014年度に開設される、学部は36校あります。
そのうち9校は看護関連、7校は教育関連、2校は理工関連の学部を開設予定。
又34校で新設される学科がありますが、そのうち看護学科は2校、理工学科は1校、情報通信学科は1校にとどまります。
総計、11校で看護関連の学部、学科が創設されるわけです。
就職を考えて学生に人気なのは、薬学、医療系、理工学部といわれていますが、大学経営が難しい中、それでも新設するということは、社会の需要が確実にあるのだということを想定すると、
日本の社会が望んでいるのは、看護関連の人材の育成、
ということになりますね。
上記のボストン周辺にある、大学で、規模が拡大するということは、必ずしも新学部を創設ということではないかもしれませんが、学科やコースが増えることは、十分想定できます。
日本の高齢社会化、を確実に感じます。