成功するサイドビジネスの条件

US ニュース&ワールドリポートの金融エディターであるキンバリーパルマーさんが書かれた
The Economy of You: Discover Your Inner Entrepreneur and Recession-Proof Your Life”という本がボストングローブ2月2日に紹介されていました。
これは、自分の中に内なる起業家を発見し、不景気の影響をうけない人生をすごそう、というテーマの本です。

この本は仕事を失うのが怖い、と思っている人達に是非読んでもらいたいという本だそうです。今時100%将来が保証されている仕事なんてない、というのはアメリカだけでなく日本のサラリーマンも感じている方がおられると思います。ある程度以上の年齢になったら、たとえいい仕事についたとしても以前のような手当は削られたり、長時間労働を強いられたり、この仕事がいつ無くなるのかという心配とともに過ごしていかないといけないというのはどこも同じようです。

一方、全ての人がリスクをとって自営業者になりたいとも思っていないわけで、あくまでもリスクヘッジの意味でのサイドビジネスを上手くする為にはどうしたらいいか。
インターネットやソーシャルメディアの出現によって普通のサラリーマンがサイドビジネスをしやすくなっています。この本によると、成功するサイドビジネスは以下のような、特徴を備えているといいます。

•スタートするコストが少ない事
•現在従事している仕事の妨げにならないようにすること
•自分のもっているスキルを利用する
•お金を稼ぐことだけを考えるのではでなく、楽しめること
(この点を見逃してはいけません、どれだけの人が、すきでもないことをしてサイドビジネスで失敗していることか。。。)

以下の点はよく考えてみてください。
•どの分野がのびているのか
•どんな問題を自分が解決できるのか
•好きな事をして、支払ってくれる人がいるのか

本では実際に、ケーキ屋さんだったり、ビデオ編集者だったり、eコマースのサイトだったりサイドビジネスをしている人達を紹介しており、又サイドビジネスをするにあたって必要な事や、具体的にどういうことをしたらいいかわからない人達にも50の仕事例を紹介しています。

彼女がインタビューしたサイドビジネスを行っている人達には心に平和が訪れているといいます。更なるお金を自分で作りだせることがわかったことで、人生に対して不安がなくなるようです。

日本の会社では兼業禁止条項もあるところがあるので、その辺を確かめてから周りに迷惑をかけないように、サイドビジネスは始めましょう。今やっている、仕事や環境によってはサイドビジネスを始めるどころではない方もいるかもしれません。自分の利益の為に、他人が多大の不利益を被ることになるビジネスは長くは続かないと思われますのでご注意を。


The Economy of You: Discover Your Inner Entrepreneur and Recession-Proof Your Life

精神的な日本の影響力

先日、ある国が主催する教育関連のイベントで、その会を開催した外交官と話をしました。その場に200人近い人がいたでしょうか、そこにいた一人の来客者が、ほとんど怒鳴り込むように、外交官に自分の息子をどうしてもその国に留学させたい、といってきて、その為に協力してくれないなら、訴えてやるくらいの勢いで、詰め寄って来ました。話をきいてみると、息子は、その国で生まれ国籍はもっているが、住んだことはほとんどないとのこと。息子がその場にいたわけでもなく、お母さんが全部段取りして子供にその通りに行動させようと考えているようで、完全にタイガーマムのようでした。しかし、息子はもう19歳で、自分で将来どうしたいかは自分で考えるべき年齢。私には、ただのわがままにしか思えませんでしたが、外交官の彼は、母親に息子が留学できるともできないともいわず、彼女が必要であるだろう情報と、すべきである行動を示唆して、なんとか、なだめて母親は去っていきました。

彼は長年外交官として勤務していると、滞在している国に住む自国の人間からも、又他の外国人からも、非難を浴びたりする事もあるといっていました。色々、理不尽な思いをすることもあるけれど、ある経験をきっかけに、何があっても大抵クールでいられるようになったと言います。その経験とは東日本大震災。あの災害時、彼は日本にいて、日本の被災者を助ける為にくる自国の人達の援助や、日本にいた自国民を援助する為に奔走したそうですが、其の時に目にしたあの津波被害にあわれた方達、そしてまだ災害の被害で苦労してる方達を思うと、何があっても小さなことに思えるそうです。大変な被害にあっているのに、冷静さを保ち、気を使い合い、助け合う日本人たちをみて、自分に起こっていることはなんてことはない、日本人ってすごい、という尊敬の念が今もあるとのこと。 “私が、今、どんなことがあっても大抵のことは乗り越えられるのは日本での経験の御陰です。日本は本当にすばらしい国。”

あの震災からもう少しで3年がたとうとしています。外国にも、まだあの時のことを忘れず、心を痛め、またともにいる人達がいるということをお伝えしたいと思いました。

契約する月で変わるアメリカの自動車保険料

車の保険の値段が契約する月によって違うという、記事が2月1日のボストングローブにありました。このデータは オンラインインシュランスショッピングファーム(online insurance shopping firm )の調べによるものです。

少なくともマサチューセッツ州の場合は、3月にもし車の保険を契約すると6月〜9月に契約するよりも20%も多く保険料がかかるということでした。
実は全米で調べた時に、この値段の差というのは州によっても結構ばらつきがあって、一番差があるのはハワイだそうです。一番高いのは3月、一番安いのは12月だそうで、その差は50%にもなるとのこと。一方、全米全体で見た時には、一番高いときと一番安い時の差は7.5%位。

日本の場合、年齢とか同じ契約でも何年も無事故だったり保険を使っていなければ、どんどん割引率が変わってくるということはありますが、契約した月によって値段が違うというのは聞いたことがありませんね。
実はアメリカでも沢山の人がこの事実を知らないらしく、もし保険を買い替えるという時は、時期を気をつけたほうがいいということらしいです。
マサチューセッツ州の天候を考えれば、夏より冬のほうが当然、事故率が高くなるということは積雪量をみれば容易に想像はできますが、それなら、毎月の引き落としの金額をかえるというのも、ありだと思うのですが、そういうことではないのでしょうか、保険は複雑なようです。

意外に大きい欧と米の差

日本からの視点でよく”欧米”という表現をし、アメリカとヨーロッパをひとくくりにみる見方があります。海外生活が長い方々からすれば、まだまだ、と言われそうですが、それでも欧米通算約10年住んで、様々な人と関わって思うのは(ちなみにイギリスはここではヨーロッパのカテゴリーにはいれません)欧と米は結構違うのではないか、ということです。もちろん、もともとヨーロッパから来た人達が多く居ついているわけで、考え方が似ている点も多々あるのでしょうが、歴史の中で、アメリカは様々な移民を迎えいれて独自に発達してきたので、当然、独自の文化があります。今回はあえて欧と米、違うと思う点を考えてみました。

両者の特徴をざっくりとキーワードとしてあげてみると(あくまでも対比の中での特徴です)

ヨーロッパ       アメリカ 

個人主義        集団の中の個
自己責任(自立)    面倒見がいい(依存)
自己主張        周りを配慮して自己主張
本質          表面的
学校は勉強重視     学校は社会性も重視
成熟          若さ
保守的         開放的

当然細かいシチュエーションをあげていけばきりなく反論する余地はあるでしょうが、流れとしては、ヨーロッパの人は個人を大事にするので、自己主張も激しいですし精神的にも早く自立する傾向があり他人にあまり、干渉しない。表面のことより、本質を大事にし、学校は勉強をするという位置ずけであり、社会性を育むような教育に関してはあまり、熱心ではないです。

一方アメリカでは、個人の能力の高さも問われますが、その力を集団の中で生かしていくチームワーク能力も問われます。よって、学校でも社会でも、社会性を重要視した活動や、様々な人種や背景の人が混じりあう人間関係がなるべく円滑にまわるように、開放的な環境作りに努力しますが、一方、学校等は面倒見がいいので、精神的に自立するのが遅くなる、又、みんなと上手くやろうとすることで人間関係は深い付き合いというより、広く浅い表面的なつきあいになりがち、という感じでしょうか。

日本人が思っているほど両者は似ていないと感じますが、ただし、両者の日本(人)に対する態度が似ている、ということはあるかもしれません。
又、欧米といった時、正確には英米といっているのではないかと思われるような発言もみうけられます。

そう考えると、日本はアメリカに近い感じさえします。日本は戦後、ずいぶんアメリカの影響をうけたということでしょうか。