女性のビジネスオーナーの資金調達に関しての分析

バブソン大学の研究による9月に出された最新のダイアナレポート、女性起業家2014-ベンチャーキャピタルのジェンダーギャップをうめる、 では、女性のビジネスオーナーの資金調達に関しての分析をしています。

これによると、アメリカにある事業のうち36%のビジネスは女性が所有するものだそうですが、2011~2013年にベンチャーキャピタルが女性が経営チームにいる会社に投資したのは、1999年のレベルより3倍増えて15%になっており、女性が経営陣にいる会社のほうが業績も評価もいいです。

ところが、ベンチャーファンドが投資した会社のうち85%は経営陣に女性がいませんし、女性がCEOの場合は2.7%しかないということです。
女性のパートナーがいるベンチャーキャピタルは女性のCEOがいる会社に投資する確率は2.5倍も高いのに、問題はベンチャーキャピタルの女性パートナーが減っているということがあり、1999年から2014年までに10%から6%になってしまっています。

今後、なぜベンチャーキャピタルで働く女性が少ないのかということと、意思決定のプロセスにおいて、地勢的要因や性的な要因が影響を与えるのかといったことを調査していくことになるらしいですが、これ日本の場合はどうでしょうか。
すでに5年ほど前に、日本で投資をする時は女性が経営陣にはいっているところに重点的に投資をしたいといっておられたアメリカ人の投資家の方がいたのを思い出しました。彼は女性のほうが伸びしろが大きいというようなことを確かいってましたね。

ところで、以前5人の女性研究者によってだされたダイアナプロジェクトのレポートによると、女性がベンチャーファンドにお世話になることが少ないのは、男性よりも小さな規模でビジネスをはじめるからだそうですが、実際64%の急成長している女性のビジネスオーナーは、家族や友人も含めて何らかの形の資金提供をうけているとのことです。

歴史的に女性が所有するビジネスはサービス業や小売業で競争が激しく失敗する率も高い分野でした。
ところが近年は半分以上のビジネスが BtoBでベンチャーファンドから資金をもらう50%はコンピューターのハードウエア、ソフトウエア、サービスの分野ということです。
ようするに、リーンスタートをしてリスクを小さくとり着実に育てていくというイメージですね、やっぱり女性はどこの国でも現実的?

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様々な差別をどうのりこえる?

先日、現在はアメリカで医師として働いている日本人の方の話をきいていたら、彼女は子供の頃にヨーロッパに住んで、ひどい人種差別をうけて散々なめにあったという話をされていました。

子供は残酷です。大人以上にストレートに思ったことをそのままいうので正直っていえば、その通りなんですけど。。。

確かにアメリカにも人種差別はあると思いますが、社会的にはそれを容認しないし、表立ってそんなことをすれば、逆にたたかれるでしょう、少なくともここボストンではそうだと思います。

大人になると理性や知性のおかげで、極端にネガティブなことを言ったり、したりする人はさすがに減ります。しかしそうすると自分もそうでしたが、始めは何が起こっているのかわかりませんが、それでも、あーもしかして差別されている?と気ずいてしまうことがあります。もちろんいやですし、なんで?とかいろいろ負の循環が始まります。すると、本当は原因が他にあるのかもしれないのに、差別という問題を自分で大きくしてしまうということもありえます。
そこで、自分でかえられないことは問題として認識しない、というのが少なくとも自分は外国で生き延びるためのある種の技だと思います。もちろん、不利を被ればその場で主張はしますけど、それ以上に気にしないということも自分を守るポイントのような気がします。(もちろん、それで社会を変えたい方は戦うのでしょうが、自分の属する社会が変わるたびにそれをやっているのも正直疲れます。。。)

それが性差別にもいえるのかなあとチラッと思いました。

女性でバイオ関連の会社をやっている方が、投資家を探しているのだけれど、女性が CEOだと投資してもらえないということで、女性の投資家を紹介したことがありました。投資家いわく確かに、女性がCEOの場合、投資を受けるのは難しいのだけど、彼女の場合は、その会社の扱っている技術がすでに市場に出回っているもので特別ということではないので投資会社として魅力を感じない、という返答がきました。

前回も書きましたが、女性が投資をうけるのは実際、ものすごく難しいのですが、問題はいつも性差別だけではないようです。
結局、前述の医師の方も、外国で医師としてやっていくのは並々ならぬ努力が必要だったわけでその中で色んなハードルがありましたが彼女は、絶対にやりとげるという強い意思と実力でそれを克服してきました。

結局最後は、人種の問題でも性の違いの問題でもなく、自分に何ができるのかということにいきついてしまうのでしょう。

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