若いから大丈夫とはいえない、心臓発作の話

イエール大学の研究によると、30歳から55歳の女性を対象に調べた結果、その年齢の女性のほうが男性より、心臓発作のサインを見逃すことが多いということがわかりました。

アメリカでは毎年55歳以下の女性15000人が心臓発作で亡くなっており、その年齢のグループにおける死因のトップになっています。
家族に、心臓疾患をもっている(た)人がいたり、その他生活習慣等の危険因子がある場合、自分が若いから心臓発作の心配がないとは思わないでほしいとイエール大学の公衆衛生の研究者が警告しています。

実際、痛みや目眩などの心臓発作の兆候がでているのに、患者の多くはそれを心臓発作と認識していない場合が多いそうで、特に30歳から55歳の女性の場合、仕事や家庭の両立等で、社会的にも複数の役割をこなさなくてはならず、ストレスが多く、自分のことがついつい後回しになりがち。自分の為に病院にいくのは本当にどうにもならなくなってからになってしまいます。
これは同じ、イエール大学がおこなった別の研究(性差によるストレスレベルの違い )でも明らかになっているのですが、若年、中年の女性のほうが同年代の男性よりもストレスが多い状態であり、一度発作を起こすと心臓発作から回復するのも時間がかかるという結果がでています。

イノベーションエコノミーをどのように育てるのか   −ケンブリッジ市の成功例から学ぶ−その2

国際学会には研究者だけではなく、その研究に投資する人達も集まってくるといいますが、日本の大学や病院等の研究者が国際学会で発表したものを安値で買い叩かれてしまうという話を先日ききました。それは自分の研究価値が市場でどのくらいあるのかということがわからないということに加え、自分の所属している大学が、研究をビジネスにつなげるしくみやサポート体制をもたないことが理由にあるように思います。

ボストンでイノベーションエコノミーがうまく機能している一つ目の理由はハーバードとMITが隣あっているということがあります。
ボストンにあってサンフランシスコにないもの、がまさにこの2校であり、リベラルアーツカレッジであるハーバードカレッジ、工学系のMITが刺激しあい、協力しあい、補完しあうことができるのは、その地理的条件も大きく影響しています。至近距離にあることで、そのコミュニティーも重なりあい、コミュニケーションもスムーズにいきます。

もう一つはMITやハーバードといった大学は大学からの起業のサポート体制が充実しています。そのなかで特にMITのDeshpande Centerではイノベーションテクノロジーの分野で豊富なメンター勢をプールしており研究に対して金銭的に投資するだけではなく、 その研究をどのように製品化(サービス化)してどのように市場に出していくのかというところまでサポートします。最先端の技術を使って起業する場合、一分野の専門家だけでなく、複数の分野の専門家がサポートする必要がでてくることも多く、どの分野にどういった人材が必要か、又、どの分野とどの分野を掛け合わせたらいいかなど、コーディネートもしてくれます。アメリカの中でも、ボストンのように、様々な知、サポート体制がこれだけ狭い範囲に集中して存在しているところはなく、米国内でもその仕組みを学びにくる大学が多いそうですがDeshpande Centerでは、そのしくみを海外の大学にも公開しています。

MIT Deshpande Center

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