移民をサポートする団体が行うファンドレージングファッションショー

アジアアメリカ市民協会(Asian American Civic Association)という団体があります。この団体は1967年に設立されて、もともとはアジアからアメリカにくる低所得者層の移民をサポートする団体として発足しました。

この団体は、一般の英語のクラスや職業訓練のクラスを提供していますが、その他にNext STEPSというプログラムを提供しています。これは18歳以上であれば年齢制限がなく言語能力が十分でなくても、これからアメリカで長く生活するつもりで、大学に行ったり、就職したい人たちに語学教育を提供したり、職業訓練を実施し、自立をサポートしていくプログラムです。特徴なのは誰でも申し込める(観光ビザや学生ビザではだめですが)こと、そして、ここでの教育をおえ、大学にいったり、就職したりしても2年間は彼らをフォローして上手く生活しているかとか、問題はないかケアをしてくれます。また公的機関をふくめ、多種のファンドが資金を提供しているので、英語のクラスもほぼ無料で受けられます。
次世代の移民を育てるために、公共機関や、移民としてアメリカに入ってきて、成功した人々が次の世代を支えているのです。
この団体に来る人たちも、もともとは中国系が多かったそうなのですが、最近は世界中からくる移民のサポートするようになり、たまたま私があった人たちはモロッコやコロンビア、中国、東欧と、国際色が豊かな学生達でしたが、(一部の方々は30歳以上?と思われる人もいました)それを、日本人の方がまとめていました。

ニーマンマーカス

ニーマンマーカス

その団体がファンドレージングの為に、高級デパートのニーマンマーカスのフロアを借りて、ファッションショーを開催しました。
ファンドレージングというのはアメリカ人がもっとも得意とすることの一つだと思いますが、今回もやっぱり上手いなあ、と思いましたね。デパートの会場を一部屋借り切るとかではなく、普段は人が通るようなスペースに普通にイスをならべて、簡単なランウェーを作り、(まあ、アメリカのデパートはスペースが十分あるからできるというのもありますし、日本だと消防法の問題がありますが)そこを、ビックスポンサーの代表者や、移民で成功している財政界の人達がモデルになってニーマンマーカスで売っているこの春夏のコレクションをきて歩いていくのです。観客は250人から300人ほどいたでしょうか?ブランドのファッションショーのような、キラビやかさはあまりないにしても、リアルクローズのよさ、身近な人がちょっと変身する様をみて、なんとなく、自分も頑張ればできる?的な空気もあり、おばさま、おじさま方の購買意欲をそそる感じがしましたね。一方、上記のプログラムで来ていた学生にとってみれば、モデルをやっている人たちは成功した移民、ああなるように頑張ろうという感じになるのでしょうか。見る方も参加する方も、楽しめるイベントになったようです。

近年、移民受け入れに関しては難しい立場に立たされている国が多いですが、すでに高い能力を携えている人を移民として受け入れるだけでなく、移民としてやってきた人を育て、ともに自分の国を作っていこうという受け入れ側のスタンスもないと、難しいように思います。

スポンサーモデル

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地元セレブモデル

地元セレブモデル

ボストンマラソンを走って社会起業家になろう その2

日本では2011年に行われた本栖湖ファンドレイジングマラソンが一番始めのファンドレイジングマラソンのようですが、2012年には、京都大学の山中伸弥教授が自らiPS細胞の研究資金への寄付を集めのためにファンドレイジングマラソンに参加して1000万ほど集めたそうです。

ファンドレイジングというのはアメリカ人にとっては日常のことです。例えばインタビューをしたAnneさんは、”子供の時、遠足に行く前に資金を集める為に近所の家から家へ歩いてお金を集めたのを思い出してみて”、と私にいうのですが、東京で育った私はそういうことをした記憶がなく、逆に ”えー!そんなことしたの!” という感じでした。

公立学校で使っている、コンピューター機器類や、教育のサポートの費用もファンドレーザー達が担っている部分があります。
裕福な家庭の子供達が通う学校の場合、子供への教育資金が集まりやすいために充実した、コンピュータルーム、図書室、備品類があり、結局それがますます、教育格差を生んでしまうことにもつながるのかなあ、と感じますが。

2007年、初めて走った時の写真

2007年、初めて走った時の写真

彼女が走る決意をしたことで、
” 自分も参加したい、っていいだした友人が何人もでてきてね、自分がやっていることは、まさに人と人を結びつける事なんです。今回Dana Faber の名の元に走る人は約400人。ボストンマラソンの日までに私は全員と知り合いになるつもりよ。だって私達って本当は、一つにつながっているんだから。”

” みんなの気持ちを背負って、他の人ができないことを私がするの。”と目をきらきらさせて語る彼女、本当にこちらも、ものすごいポジティブなパワーをもらいました。

社会の問題を解決する為に、Dana Faberという傘の元に集まり、自分が走る事で資金を集める、一人一人はりっぱな社会起業家だと思います。

一つの目標に向かって、ボストン人が同じ夢をみる、Patriots day(愛国者の日)
次回のボストンマラソンは

2014年 4月21日  

インタビューに応じてくださったAnne Ghayourさん

インタビューに応じてくださったAnne Ghayourさん

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