日本は女性差別が酷い国?

日本にいた時はそれほど意識したことがなかったのですが、アメリカにきて、”日本はすごい女性差別が酷い国だ”との発言をよくききます。つい先日も、日本に何度もきてよく旅行をするアメリカ人の男性が、自分は快適だけど、奥さんをつれて日本に長期きたいとは思わない、ということをいっていました。特に仕事(場)での女性が差別がひどいといいます。

”そんなに、酷いですか?確かに女性で管理職の人達は少ないし、いたとしたら男性以上にできる人が多いとは思うけど。。。” といったら、”ほらね。男性以上にできがよくなければ、管理職につけない、というのはまさに差別がある証拠だよ。” なるほど。まあ私は単にキャリアを中断しないで長期にわたり、第一線で活躍している女性の絶対数が少ない、そこに至るまでに相当やる気も能力もある人でないと生き残れないというのがその理由かと思っていましたが。家事、出産、子育て、介護ということの負担が女性のほうが極端に重いという部分も性差別の一つに考えられているようで、日本にビジネスでよく来る人達ほど、差別が酷い国、という印象が強いようです。

一方、先日話した、日本人の男性はアメリカに来た当初、レディーファーストということをあまり理解せず、部屋から出るときに自分がさっさと外にでようとしたら、後ろにいた女性に足を蹴られたといっていましたが、それはそれでちょっとやりすぎのような気がします。。。

人種差別、男女差別となんでも差別にする傾向がどんどん強くなってる?

アメリカの教育省が、ハーバード大学が入学選考時にアジア系米国人の志願者を差別しているとして、アジア系米国人の64団体から成る連盟が米教育省公民権局に異議を申し立てた件で、同省はこの申し立てを却下したとの報道がありました。
実際、ハーバードでは(学部)アジア系が21%はおり、ダイバーシティーを重要視する観点から、申し立ては却下されたということです。これは優秀なアジア人が増えている中、ここでうけいれてしまうと、ハーバードだけでなく、アメリカの一流校全てにおいてこの割合がどんどんあがっていってしまうということを避けたいということはあるでしょうね。
個人的には世の中に数万とある学校の中である一つの大学に入るということは運とか、学校との相性というのがあって完璧なCVや点数だけでは決まらないというほうがかえって自然な感じがしますけど。。。

それにしてもアメリカ社会、人種差別、男女差別、となんでも差別にする傾向がどんどん強くなっているじゃないかと思うことが、またありました。
ボストン美術館のモネの『ラ・ジャポネーズ』という絵画の前で、絵画に描かれている着物と同じレプリカを試着することができるというイベントが人種差別だ、帝国主義的だという抗議をうけて取りやめになりました。でもこれ抗議しているの日系人でもなく、モネの絵の前で着物をきてみることのどこが帝国主義で、人種差別なのか、全く意味がわからないのですが、逆に、日本人に対する抗議なんですかね?

ボストン美術館FBページより

ボストン美術館FBページより

人種や文化、男女の差別ではなく違いなんだということがわからないと、そのうち、子供が産めないのは男女差別だ、とでも言い出す人が出てくるかもしれません(笑)

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