バトラーサービス、アルフレッド

今日は、今週はこれをしておかなければ、というTo Do Listというのは多くの人がもっていると思いますが、実際、日常の細々した、荷物の受け取りや配送、食料品や飲み物の買い出し、掃除をバッドマンにでてくるような、バトラーが管理してくれたら。。。女性が社会で働く時間が増えても(もちろん男性も!)、家事は誰かがしなくてはいけない、しかも疲れて仕事から帰ってきても更なるストレスが待っているというのを解消する為に女性がうみだしたバトラーサービスがアルフレッドです。
アルフレッドはハーバードビジネススクールの学生達が2013年に立ち上げたスタートアップですが、着々と規模を拡大しており先月200万ドルほど資金調達をしました。

アルフレッドは忙しい都会の人達には男女問わず需要があるということで本社をボストンからニューヨークのユニオンスクエアに移動しました。ニューヨークの市場は大きいですし、スタートアップが成長するにあたり、人材が豊富にあるということも理由だそうです。顧客には、忙しいビジネスマンからワーキングマザーまで、家事の負担を減らしたいと思っている人達がいます。サービスはボストンとニューヨークで提供しています。

顧客の細かい好み等を把握し、それぞれの人に応じてサービスをカスタマイズしていきます。全くバトラーと会わなくても、コンピューター(携帯)上のやりとりだけで、すませることもできます。
”家に戻ったら、新鮮な食材が冷蔵庫の中にあり、きれいにドライクリーニングされたものがクローゼットにかけてあり、サイズの合わなかった靴は返却しておいてほしい、と思っているのならアルフレッドはあなたにぴったりなサービスです”、とCEOのサポネさんは言います。

始めの難関は1ヶ月に100ドルほどかかるという固定費用だといわれますが、確かにアルフレッドの役割は専門業者と顧客の間に入る調整役です。家にきてくれるクリーニングやさんとか、宅急便の日時指定とかのサービスを使えば、日本ならこのサービスがなくてもなんとかなるかな?という気もしますね。ただ掃除に洗濯プラス子供の送り迎えとか、食事の用意が頼めたり、病人や怪我人が家にいるという時には安心できる誰かにトータルで任せられる留守番サービスとかがあると頼むほうにとっては便利ですよね。って、これってまさに主婦の仕事? 主婦には給料はでなくてもアルフレッドでバトラーとして働く場合は時給18ドル〜のようです。

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大学の学長の報酬も上昇中。

アメリカの大学の学費が上がっていますが、学長の報酬もあがっています。

クロニクル・オブ・ハイヤーエデュケーションの調べでは2012年には全米の私立大学のうち36大学の学長の報酬が100万ドルをこえていて、そのうちボストンエリアでは100万ドル以上の報酬を得ていたのはノースイースタン大学の学長、MITの前学長、ボストン大学の学長で3名ほどいます。
大学はノンプロフィットなのですが、すごいですね、やっぱりアメリカ。特にノースイースタン大学の学長は起業教育に力をいれているので、非常にビジネスライクな大学運営をしているのではないでしょうか。日本の国立では一番高額である東大の場合でも、2300万円程度ということです。私立はもう少し高額だとは思いますが。

全米で一番高い報酬をえているのが、ニューヨーク州にあるレンセラー工科大学の学長で710万ドル(12月7日のレートでは8億円超えています!)と言ってもそのうちの590万ドルはリテンションインセンティブ(人材確保の為のボーナスのようなもの)をまとめてもらったということなのですがそれをさしひいても100万ドルはこえています。
マサチューセッツの大学では多くの学長は国の平均である40万ドル以上の報酬を得ています。クロニクル・オブ・ハイヤーエデュケーションの調べでは2012年にはほぼ全米500の大学で学長の報酬が2.5%上昇していますがそのうち、公立校では2012から2013年にかけて5%の上昇。
学長の給料があがることで、そのほかの教職員との格差がうまれていることを懸念する声もあります。

それから高給をえている学長達の任期が長いのも特徴ですね、トップ20人の中に在職期間が10年以上の人達が7人もいます。最長は25年と言うコネチカット州にあるクイニピアック大学の学長です。

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学生がハッピーなアメリカの大学はどこ?

ボストンにある一流大学に入るのは大変ですが、入学してからも大変。
勉強することや、チャレンジすることを楽しめる学生達は新たなライバルをみつけさらに、面白がって楽しめるのですが、いざ一流の学校にはいっても、上には上がいた、というストレスやプレッシャーに押しつぶされてしまう学生もいます。

3年前にデイリー・ビーストのランキングでアメリカで最もストレスのある大学として第3位と7位に選ばれていたハーバードとMITが今回は ”学生がハッピーな25大学” というリストでトップ5の中にランクインしました。 (BostInno11月10日)

このランキングは4つのポイントで幸福度を図ります。
大学1年生がそのまま進級する(やめない)割合、経験値、もう一度大学を選べてもまたこの大学を選ぶか、学生ヘルスセンターの数字(学生が、メンタルも含め健康かどうか)

MITではまた高校生に戻っても、またこの大学にきたいと思っている学生が9.2ポイント(10点満点中)、経験に関しては満点ということなのですが、健康面では6.5ポイントとやはり心理的ストレスは大きいようですね。
学生採用時にはストレス耐性のようなものも考慮にいれるといいますが、それを調べるのは正確には難しいでしょう。

健康面に関してのみ、多少ハーバードのほうがいい、といっても6.8ということで、あんまりかわらないような気もします。

デイリービーストの選ぶアメリカで幸福な大学ベスト10

1位 スタンフォード大学
2位 ブラウン大学
3位 MIT
4位 ハーバード大学
5位 ワシントン・アンド・リー大学
6位 ライス大学
7位 南カリフォルニア大学
8位 テキサス大学オースティン校
9位 カリフォルニア大学 ロサンジェルス校
10位 ウィスコンシン大学マディソン校

アメリカの大学では、入学時に専攻をはっきりさせなくてもいいぶん、入ってみて、あ、やっぱり違ったというはずれもありえます。
工学系の大学のほうが、明らかに総合大学よりも目的も絞られている分、目指してくる学生も期待はずれが少ないのかもしれませんね。
それにしても、精神的にストレスはあっても、満足度が高いということはやはり充実した日々がおくれているということでしょう。

はやぶさ2の打ち上げに思う、宇宙は誰のもの?

小惑星探査機はやぶさ2が3日、打ち上げられました。

宇宙に色々なものが送られますが、月よりも遠いところにいったものが自力で戻ってくるというのはすごいことなのですが、
はやぶさが帰還したその偉業は、残念ながら世界的には専門家の間以外ではあまり知られていないようです。
これは日本の宣伝力、コミュニケーション力の弱い面がでてしまったようでとても残念ですね。。。

はやぶさがすごい点というのは、月より遠くにいったとか、予算が少ないのに、偉業を果たしたとか、世界で初めて小惑星の微粒子を地球に持ち帰ったとか色々あるのですがこのプロジェクトは ”戻ってきた” というのがとても大きなポイントだと思います。
宇宙開発事業に関してはここのところ、世界中で競い合っている感じがありますが、どれも、どこかにたどりついてデータを送るということが目的で、”戻る” という考え方はほぼないように思います。(有人飛行以外)

ルナーエックスプライズというGoogleがスポンサーとなり開催されている月面無人探査を競うコンテストがあります。
賞金総額30億円にも及ぶこのコンテストでは2015年12月31日までに無人探査機を月に着陸させてデータを地球に送ったり、決まった距離を走行させたり、アポロ計画で月面に残した機器を撮影したりというミッションをクリアすると賞金がでるということで、日本のチームも含め世界から数十チームがいまのところ参加表明をしています。しかし、こういったコンテストでも ”戻る” ということは、ポイントにないようで、すると、数十チームの機材が永久に月の上に残るということになりますがそう考えると、宇宙にものを置いていく権利、もしくは今回のはやぶさ2のように、爆発で人工クレーターをつくり、物資を持ち帰る権利となると、それは誰にあるのか、月や惑星は誰のものなのか、ということをついつい考えてしまいます。
ミッションの一つに宇宙ゴミを処理する、というのも付け加えていただけると、1つの問題解決にはなると思うのですが。。。

とにかく、はやぶさ2、2020のオリンピックの年の無事に戻ってきてくれるといいですね!

医療業界に進出する3Dプリンター

ここ数年の3Dプリンター人気で、靴におもちゃ、ジュエリーまでコピーできてしまうようになり、この分野はどんどん発達しているのですが、医療の分野にも進出しています。

べスイスラエル病院のドクター・チェンが気管狭窄の為呼吸障害のある患者の気道スタントを3Dプリンターで作りました
従来の品は個々の患者にぴったりフィットするものではなかったですし、オーダーで作った場合、数ヶ月かかり、それでもぴったりとあったものでもありませんでしたし、サイズがあわないことで滑ってしまったりする可能性がありました。

これを開発したドクター・チェンは患者のCTのデータから患者の気管にぴったり合うサイズのものを数日で提供できるだろうといっています。
3Dプリンターにはシリコンは使えなかったので、プラスティックの型を3Dプリンターで先につくり、そこにシリコンを注入したそうです。
この製品のクリ二カルトライアルは来年から始まります。

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以前、3Dプリンターで作った義手の話がありましたが、
メディカルデバイスの分野にはまだまだ進出の余地がありそうですね。