スマホを使ってますます便利になる配車、送迎サービス その2

東京でもウーバーが5日からタクシーの配車サービスを始めたとのニュースがありました。
ウーバーに関しては、以前も書いたのですが、(スマホを使ってますます便利になる配車、送迎サービス)ここのところ、急成長している反面、既存のタクシー業界との衝突が各地で起こっています。ボストンでも業界との摩擦に関しては何度も紙面を騒がせていますし、ヨーロッパでも穏やかではないようですが消費者側は肯定的な見方が多いようですね。

今回の日本進出に関しては日本のタクシー会社と組んで、流しの空車をウーバーの顧客にまわすことで、ウィンウィンの状態を作りだすとのこと。これならタクシー業界的には歓迎でしょうが、価格はどうなるのでしょうか。。。

ウーバーは現在世界42カ国、150ほどの都市で即時配車サービスを行っています。未上場ながらも株式時価総額はおよそ2兆円にものぼるといわれているウーバーのブログによると、ビジネスで利用する顧客が増加していることから、世界中を移動するビジネスパーソンの為にビジネスアカウントを作る事ができることになりました。
ビジネス用のウーバーアカウントを作る事により、出張の際に、個々に請求をする必要がなく、 そのまま会社に請求がいくことになり、会社も管理が楽になります。これにより、ウーバーのサービスになれた人達が世界の他の都市に移動しても同じサービスが受けられるということを目指します。
この秋には、米国ではアメックス会員特典としてカード保有者が 、倍のポイントがもらえるもしくは、ウーバーを使う時に支払いにポイントを使えることになるようです。
既にテスラやドイツ銀行とも提携しているウーバー、世界への進出を着々と進めています。

参考記事:
スマホを使ってますます便利になる配車、送迎サービス

アメリカ人はなぜ魚を輸入するのか?

アメリカ人の食事のイメージは、ハンバーガー、チキン、ステーキに、肉、肉、肉!という感じだったのですが、考えてみれば、沿岸部に人が集中しておりもっと魚を食べてもいいはず。ボストンマグロは築地でも売買されていますが、寿司文化がここまで浸透するまではここではあまり消費されなかったのでは?

ボストングローブの7月29日に ”ニューヨークの漁師” であり、(ベストセラーにもなった“Four Fish”の著者)”American Catch: The Fight for Our Local Seafood” を書いたポール•グリーンバーグ氏のインタビューが掲載されていました。彼は、なぜ、アメリカは海に面している部分が多く、沿岸部から20km以内のところに人が集中しているのにも関わらず、魚介類の90%を輸入に頼っているのか、ということを調べました。ここ最近は、アメリカ沿岸部でのかきの生産率があがり、14%までにもなったそうです。(以前は1%ほどだった)著書ではカキやエビ、鮭の消費をみることで、どうやってアメリカ人が地元の魚を食べるのをやめたのかを語っています。

American Catch: The Fight for Our Local Seafood

Q:こんなに、沿岸部に面しているのにどうしてアメリカ人は魚を食べないんでしょうか?

A: アメリカは始めは沿岸部を植民地化して広がっていきました。その後、内陸部に人が広がっていくにつれて、土地を商品化することでたくさんの、お金を作る事ができることがわかり主に土地から生産される農作物を食べるようになったのです。
アジアでは年間1人あたり、およそ16kgの魚介類を消費しており(アメリカでは6.8kg程度)現在、アメリカで採れたものの3分の1がアジアに輸出されています。私達が海洋資源から距離をとり、食としてみなさないと、益々、沿岸部は汚染され、かきの養殖所はなくなり、沼地が劣化するのです。

Q:アメリカ人は他の国で養殖された魚介類を食べるのに、自分たちで捕まえた天然の魚介類を輸出するのはなぜでしょう?

A:19世紀からアメリカ人は魚臭いものがいやになったのです。チキンのように淡白な味のものが好きなのです。現在市場に出回っているサーモンや、エビは天然のものよりも、ずっと淡白であり、安いです。アメリカの漁師はアメリカ人は天然魚に高い金額をださないけど、中国人は払うということを知っています。

Q:どうしてカキ、エビと鮭について本で取り上げることにしたのでしょうか?

私は生態系の基盤について話したかったのであり、それぞれの生物が違った側面を代表しています。ニューヨーク市の沿岸部にはかつては数兆ものカキがいました。それらは、沢山の魚介類の生息地を作っていたのです。それからエビはアメリカで一番消費されているシーフードで、一人当たりの消費量は年間1.8kg、これは鮭とまぐろをあわせた年間消費量に値します。野生のエビが育つミシシッピーのデルタ地帯は毎時フットボールフィールドほどの大きさが消滅しています。鮭も現在では減少しています。

Q: どうやって養殖エビがこれほどまでに普及するようになったのでしょう?

A. ”えびの踊り食い”という料理は日本では人気がありました。1940年代にはエビは500gで当時の100ドル以上の価値があったのです。最初に養殖を始めた人はエビがとても早く成長して、狭い所で、沢山飼育することができ、世界中の人のタンパク源になるということに気ずきました。そこで、アジアの様々な場所からくる大学院生を教育して、彼らがその後それぞれの国で養殖業を始めたのです。現在エビの養殖は巨大産業になっています。私達が食する90%のエビは輸入されており、そのうちの半分は養殖エビです。

Q:人々が魚介類を買うことでどうやって健全な生態系をサポートできるのでしょうか?

A:カキやはまぐり、カラスガイをもっと食べてもいいと思います。これらのものは水を綺麗にして、生物の生息地を提供します。研究から目をひくのは、いわしやにしんでここで採れても、ここで消費されないのです。魚介類のピラミッドを想像してみると、一番下が養殖されている二枚貝と海藻類、それらがベースになって、一番上のほうにはメカジキ、タラ、縞スズキという感じでしょうか。

鮭鱸鱈鮪 食べる魚の未来: 最後に残った天然食料資源と養殖漁業への提言

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女性を魅力的にみせるのは何色の服?

ここのところ、サッカーのワールドカップで、盛り上がっていましたが、とうとうドイツが優勝して、会場にいたメルケル首相は選手一人一人に、挨拶をしていました。もともとくる予定だったのか、急遽応援にくる事に決めたのか、彼女は、赤い服を着ていました。女性の赤ってパワーを感じて、勝負服、という感じがあるのですが、特に男性が多くいるところで女性は自分を強調するのに、赤を着る傾向にあるような気がします。

先日ボストンにいらしたスイスの環境大臣も赤のワンピースを着ていました。周りがダークツーツの中で、赤はとてもひきたっていましたね。

メルケル首相

メルケル首相

赤い服が女性を性的に魅力的にみせるというのは昔からいわれていたことですが、ウェイトレスに同じ形ですが色の違う、6種類のシャツをきてもらい、実験してみたところ、赤のTシャツを着た人が 一番チップをもらえたという結果があります。

またロチェスター大学の研究 では18歳から65歳の女性200人を対象に実験したところ、同一人物が白い服を着ている時より、赤い服を着ていた方が明らかに男性から魅力的に思われたということでした。でも同時に、同性からは警戒心をもたれるということもわかりました。

やっぱり、赤は男性の中で頑張らなければならないときに効果を発する勝負服で、女性が多い時はかえって好ましくないといえそうです。
色の心理学って面白いですね。

ミレニアル市場攻略のためのポイント

ミレニアル市場の専門家のジェフ・フロム氏がボストンビジネスジャーナル(4月7日)で、ミレニアル世代(1981~2000年頃に生まれた人)は今年以前にもまして購買力がある、との視点から、この世代にアプローチするために必要な5つのキーポイントをいっています。

まあ、そうでしょうね、という点の確認という感じになるでしょうか。この世代がソーシャルメディアを動かしているのは間違いなさそうです。

1. ソーシャルメディアのパラダイムシフト
以前にも増して、雇用者やマーケターはソーシャルメディアのプロファイルを将来の従業員や顧客を知るために使用していますが、人々がどの情報をオンラインで、なぜシェアをするのかということの基準が変わり始めています。
ユーザーは情報を公開することを恐れる代わりに、個人情報をオンライン上にオープンにすることでどんな利益が享受できるのかということに焦点を当てはじめました。

2. ソーシャルメディアの広告がバナー広告にとってかわる
ソシャールメディアでの広告がミレニアル世代に到達する手段です。バナーでの広告と違い、ソーシャル広告は商品や会社の簡単な説明だけで、ユーザーのニュースフィードにのります。従来のオンラインのバナー広告ではソーシャルメディアユーザーからはほとんど無視されており、0.2%しかクリックされません。ソーシャル広告は小さく、スマホにあっていて、ジェネレーションYに好まれています。

3.  画像が言語よりも好まれる
ミレニアル世代にはインスタグラムが一番よく使われているチャンネルになります。FBがインスタグラムを買ったのもミレニアル世代はFBのプロフィールを更新するよりも写真を友達とシェアし、クリエイティブに利用するのが好きだからです。彼らはユニークなやり方で自己表現をします。

4. 高級ブランドに別れを告げる
ミレニアル世代は高いステータスを示すような製品を求めていませんが、その代わりに、何かを経験することや友人達と思い出を共有することを求めます。
ナイキやホンダのようなブランドは、現在の高級ブランドと見なされており、一般的には大多数のミレニアル世代に好まれています。

5. スマホ主義
この世代の5人に2人はスマホがなければ不安だと答えています。
全てのプラットフォームをスマホ対応にするべできです。70%の消費者はモバイル対応していないメールをもらったらすぐ消去すると言っています。

習慣を変える事で学生ローンの負債を減らすサイト

アメリカでの大学の学費がますますあがり、せっかくがんばって大学をでても今度は借金を返す心配をしなければならないという問題が残ります。学費の高さと、学生ローンの問題は新聞紙面を度々騒がせますが、その学生ローンを早く返すためのプログラムの紹介がありました。(ボストングローブ2月26日)

ひとつは、ボストンにあるSimpleTuition(シンプルトゥイション)という学生ローンの比較、ファイナンシャルエイドの情報サイトを運営する会社の子会社である、SmarterBucks (スマーターバックス)が提供するプログラム。

このプログラムに参加して、ステープルズやウォルマート、ジェイクルー等の提携企業で買い物をするとキャッシュバックがもらえ、そのままローンの返済に支払われます。また、アンケートをしたり、体験記事をかいたりすることでもキャッシュバックをもらったり、使わなくなった電化製品、本等を売る事もできます。

このプログラムに参加している、企業は学生が買い物をすると〜10%を紹介料としてプログラムに支払うのですが、そのうち半分をプログラム側が学生にキャッシュバックするというしくみだそうです。
このプログラムには現在13万5千人がメンバーになっていますが、そのうち15%ほどしか定期的に利用していず、毎月のローンに追加で支払われる額は25ドル〜30ドルということです。それでも、1万5千ドルを10年ローンで借りている場合、(金利6.8%!)毎月30ドル多く返してしていれば23ヶ月早く完済し、4120ドルの節約になるそうです。

もう一つはサンフランシスコのSaveUp(セイブ・アップ)というサイトです。ユーザーの習慣をよりいいものに変えることを目的にしています。
ユーザーは、銀行口座、ローン口座等とリンクさせて、貯蓄をしたり、借金をへらしたりして、個人の財政状態がよくなれば、ポイントをもらえるしくみです。そのポイントで宝くじのようなゲームに参加でき、賞金として100ドルのビザカード、航空券、学生ローンが返済できる5万ドル、住宅ローンを完済できる200万ドルの賞金があたる可能性さえあるそうです。

どちらのプログラムも自分たちの財政状況に定期的に向き合うということを目的にしていますが、SaveUpの場合、そこに楽しみの要素をとりいれることで20%のメンバーが毎日、ログインするそうです。メンバーは年収5万ドルから10万ドルの若者達で2011年に会社がはじまってから今までにまだ誰も200万ドルを手に入れていません。みんな、その金額があたるとは思っていないようですが、自分の財政状況と定期的に向き合う事自体に意味があると思っています。

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これもある種の金融教育ですね。
サインアップをしても、習慣として、使ってもらうようになるのが、難しいということをSmarterBucks の人が言っています。毎月貯蓄するというのも同じことで、生活習慣をかえないと、難しいといえそうです。自分なら毎月、借金がへっているのをみて、今月はxxドル得しました、なんて書いてあると、ゲームのように、来月はもっと頑張ろう!とか、思ってしまいそうですが。。。
一ヶ月数十ドルの差なんて、一見少ないと思いますが、毎月ちょっとでも借金がへっていくと、将来的には利子がずいぶん変わるので意味がある事だと思いますね。
SaveUpのように、銀行口座とリンクさせるとなると、セキュリティはどうなのか、心配ですが。。。