もし、あなたが40歳を超えていて、これから英語を使ってビジネスや起業に関わることを学ぼうと思っているのなら...(その2)

いわゆる経済大学として有名な大学にBABSON COLLEGE(バブソン カレッジ)という大学があります。この学校は世界に数あるMBAプログラムの中でも特にエンタープレナーシップの分野では全米ナンバーワンを誇っています。

日本ではトヨタの社長である豊田章男氏がMBAをとった学校としても知られています。オフィシャルではありませんが、バブソンのMBAプログラムついて日本語で詳しく書かれているサイト をみつけたのではっておきます。

ここの特徴は通常のMBAや学部教育に加え、企業やNPO法人、その他団体等の要望にあったオーダーメイドのカリキュラムを作ってくれるプログラムがある、ということでしょうか。
もちろん、キャンパスで学ぶものもあれば、遠隔地からオンラインで学べることもできるようです。
http://www.babson.edu/executive-education/non-degree-programs/Pages/custom-programs.aspx

又、Non Degree Program(正式な卒業証書の発行はない)にはなりますが、4日間の起業のためのブートキャンプ があります。このキャンプは、参加者が寄宿舎にとまり、寝食をともにすることで内容の濃い4日間がすごせるというものです。仲間同士の連帯感やこの先のビジネスを一緒にやっていくようなチャンスに恵まれるかもしれません。特に、これからしたいと思っているビジネスがある場合、具体的なプランをこのカキャンプで作ることもできるでしょうし、問題点もはっきりすることでしょう。

現地にこられない人たちのためにあるのがアントレプレナーシップ101です。これはオンラインのコースになります。

それから個人的におもしろそうだとおもったのはスモールビジネスを買う  というコースです 

又、その他バブソンには エグゼクティブ用のプログラム  が充実しています。

40代以降でビジネスや起業に関してさらに英語で深堀をしたい方というのは、かなり明確な目的意識があると思います。そういう方に適しているのがこの学校だといえるでしょう。

**ちなみにここもNon Degree Programに関しては英語の語学証明が必要はないようです。

ベンチャーキャピタリストとピッチイベント

今日はピッチイベントにいってきました。これはスタートアップの企業が更なる資金を求めて、ベンチャーキャピタリストの前でプレゼンをするものです。
各企業が持ち時間30分でプレゼンと質疑応答に答えます。今日は5社がピッチをしました。このベンチャーキャピタリストの会は、30人強のグループで、毎月20~30集まるの企業からのアプリケーションのうち、5-6社に候補をしぼり、2ヶ月に1度グループメンバーの前でプレゼンをしてもらい、投資をするかどうかを決めます。

それぞれのベンチャーキャピタリストが資金を出し、ファンドから今回は1社につきマックス20万ドル(2000万円弱相当)投資します。例えば投資対象が100万ドル(1億円弱相当)必要な場合は、他のベンチャーグループと一緒になって投資することもあるそうです。
30人以上の人たちが、投資をするかしないかは多数決投票?と思っていたら、意外にも、大抵の場合最終的にはほぼ全員一致で投資するかしないかはきまるそうです。様々な分野の専門家たちがいるので、自分がわからないことでも誰かがサポートできるというのは集団の強みなのでしょう。
キャピタリストの年齢は、30代くらいの人がちらほら。今日初めてこの会に参加するという若者2人組は(東ヨーロッパの人だと思います)最近、自分たちのスタートアップ企業を売って資金を作ったそうです。みんなが拍手して迎えました。

8割は50代以上の人でしょうか、女性は2,3人というところ。色んなバックグラウンドがある人たちがいるのでそれぞれが意見を言ったり、質問をすることでみんなで情報を共有していきます。
ベンチャーキャピタルの市場規模は全米で260億ドルほどあるそうで、ボストンにはこのようなベンチャーキャピタルのグループが10個強ほどあるそうです。それとは別に個々にエンジェル投資家として、サポートしている人たちも含めると、ボストンには相当数の投資家がいると思われます。一方、ピッチをする側も年齢が意外にもバラバラです。大学院をでたばかりの若者もいれば、大学教授に、もうすぐ定年?と思われるような方もいます。

さて、今日のトップバッターはピッチ2度目のチャレンジであるA社。メディア向けのサービスを提供するIT会社です。一度失敗しても何度でもトライできるのがアメリカ文化のいい点です。ベンチャーキャピタリストの一人が ”ヨーロッパは難しいね、失敗することがとてもいけないことだと思っているし、一度失敗してしまうと、烙印をおされてしまうのだから” と発言。 いえいえ、日本も同じだと思います。。。というか、日本は手を上げることさえも難しい。。。
そういう事情かどうか、経済上の問題もありますがヨーロッパのベンチャーの市場はここ最近小さくなっているそうです。

さてA社のプレゼンの前にグループとしてではなく、個人的にこの会社をサポートしている投資家(彼ももちろん、投資家グループのメンバーです)がこの企業の紹介をします。たかが2分程度のピッチですが、まるでショーのようです。A社にとってみればまさにエンジェルに援護されているようですね。(エンジェル投資家とはよく言ったもの)
基本的なビジネスプランに、マーケティングプラン、顧客層、競争相手、収益の上げ方等、話が進みます。そこでここ4年後の成長率、具体的な売り上げ目標数字がでました。一年目は300万円くらいの売り上げが4年後には10億円くらいになっている!うーん、、、これにはさすがに投資家からも質問が。
”この売り上げ予測の内訳は?”
こんな具合に、途中に質問が入ったりしながら、30分がすぎました。
そして、ピッチが終ったあと、今度は投資家たちがデューデリジェンス(投資の前に行われる多面的な企業調査)をするかどうか、旗手して(!)きめます。
ここで審査が通ると、2ヶ月ほどかけてデューデリジェンスをし、それが上手くいって晴れて、投資家から資金調達できるというしくみです。かなり短時間で話がすすみますね。

今日は2社が審査を通過しました。さあ、最終的に投資を受けられるのでしょうか...

さて今日のピッチで私の心に残った言葉は

数字だけを追いかけていると違う方向に行ってしまう

キャシュフローは大事です、とにかく数字をあげなければ投資家はついてこない、でもそれ以上に投資家がみているのは、

その商品、サービスは市場で受け入れられるものなのか

ということでした。 市場で受け入れられれば当然数字がついてくるということですね。