先日会った、ベンチャーキャピタリストにすすめられたのが この本、
Disciplined Entrepreneurship
です。どうやらまだ日本語に訳されていないようなので、(2013年9月17日現在)ここで簡単に訳して紹介したいと思います。(意訳なので詳細を確認したい方は原文でお読みください。)
Disciplined Entrepreneurship: 24 Steps to a Successful Startup
まず、この本の著者Bill Aulet はMITスローンスクール(MBA)でアントレプレナーシップの講義をしている講師であり、自身がいくつもの会社を興した起業家でもあります。
個々の分野でたくさんのいい本が、(例えばマーケティングや、ビジネスモデル、資金調達等に関して)出版されていますが、全体像を語る本がなく、著者は20年前自分が初めて起業家になった時
この本があればよかった、と思っているそうです。
この本では、どのように市場にうけいれられる
商品
を、作っていくのかということを
24のプロセス
で紹介していきます。
イントロダクション
世間にいる著名な起業家たちに共通していることは、特別な遺伝子があったことではなく、すばらしい商品を作ったということです。
そして、このすばらしい商品を作るというプロセスは教わることができるのです。
いくつかの神話がまかり通っていますが実は、
例えばMITをみると、卒業生が設立した企業の年間売り上げを統合してみると、世界で11番目に大きな経済圏になるそうです。
なぜ、こんなにMITの卒業生の作る会社の成功率が高いのでしょうか。
これは特別頭がいい人が集まっているからとか、最先端の技術や、パテントをもっているから、という人たちもいますが、本当の理由は精神的なことと、スキル(技能)の組み合わせなのです。
まわりに起業する人が多いのでロールモデルもいて、すぐ ”起業ウィルス” に伝染するのです。互いを刺激し合い、学ぶだけでなく、それが個人やグループのアイデンティティになるのです。
健全な市場においては 2種類の起業のスタイルがあります
一人で始め、ローカルな市場で数人の従業員規模で行うもの。例えば家族企業
これはもう少し、リスクが高く、市場もローカルとは限りません。これらの企業は、明確に競争力のある、テクノロジーやサービス、ビジネスモデルをもっています。そしてこの本では自分が得意でよく知っている、革新的な企業の起業に関して取り扱います。
イノベーションとはなんでしょうか?
何かを発明しないと革新的なことはできないのでしょうか?イノベーションとは発明を商業化することです。自分達が発明しなくても、アップルやグーグルは他の企業が発明したものを自社を通じ商業化させました。イノベーションはテクノロジーに限ったことではありません。もちろん、テクノロジーがなければ、なりたちませんが、現在のグーグルやアイチューン等はビジネスモデルを革新化させたものです。