起業家と投資家の関係について、色々。。。

成功している起業家の方たちと話していると、意外に戦略的に新事業を立ち上げたり、ビジネルモデルを作っていく人より、計画があるようでない中で、流れにのってビジネスを展開していく人が多いように思います。

起業家自身が例えば、戦略的なコンサル会社出身でばりばりのデータ解析が得意だとしても、自分が実際ビジネスを行っていくにあたり、具体的な戦略なし、という発言をきいていると、やはり、過去のデータというのはあくまでも過去のもの、ビジネスは生き物だということがよくわかります。

日本の会社は銀行から資金を調達するときは、ビジネスプランを作って数字を管理するという側面が大きいように思いますが、実際、その経営者をどうやって評価するかということはなかなか、数値にでにくいものであり、担当者がこの人はいいと思っても、上司がダメだと言った、という話が昔からよくあるように経営者を評価できないもしくは評価する指標がないといえます。

一方、アメリカのベンチャー投資家は経営者と話しをよくし、その人に投資するという側面が大きいです。強い起業家は、プレゼンスキル、トークのスキルが半端なく高いですね、人を魅了する話し方、人にわくわく感を与え話しに引き込む力が半端ないです。アメリカの投資家は自身が成功している起業家であることも多いので、数字以上のものを評価する力があるともいえますし、リスクをとることができるともいえます。ビジネスが上手くまわっているところでは、投資家との関係も長いつきあいになります。日本の一般銀行ではベンチャーの融資をするほうの人も育てられてはいないのではないかという気がします。結局そのリスクをとるのは、サラリーマンの投資家では難しいのでしょうかね。。。

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日本人が英語ができない理由

ボストンにいると、留学生やアメリカ在住の日本人の方たちも多い為、英語がすごく上手な方々に会う事が多いです。特にアメリカではメールの返事といったことはスピード勝負なので、とりあえず、なんらかの反応をするというときには英語がささっとかけないと困ります。話す力もさることながらメールの場合、確実に残ってしまうので、私も冷や汗をかくことが多いです。
そんな中最近英語が上手い日本人が本当に多いなあ、なんて思っていたのですが。。。

久しぶりにあった、日本在住の外国人が日本人の英語のできなさに辟易している発言をしていました。彼によると、”国際〜” という名のつく部門の人たちとでも話しがうまく回らないことや、学校の英語の先生と全く会話が成り立たないで特に驚いていました。

私もアメリカ人になぜ、日本人は英語ができないの?と聞かれることが多いのですが、(じゃああなたは英語以外に何語ができるの?と言い返したくなりますけどね。。)アメリカの学校(K12までのレベルでは)でも外国語のクラスの先生が必ずしも、ネイティブというわけでもなく、5年くらい習ったけど、使えるレベルにはならないという発言もよく聞きます。そして、時々帰国子女や、その言語がネイティブ並の子がきて、先生よりも上手で、かえってクラスを引っ掻き回してしまうというトラブルも。。。
実際、自分が学生の頃、クラスにいたアメリカ帰りの子がよく英語の先生ともめていましたね。

知り合いの英語の先生は、日本の英語の教師は正しい文法を教えればいい、テストの点数がとれる英語を教えればいい、そして親御さんもそれを望んでいるので話したり聞いたりできる必要もないし、コミュニケーション能力がある必要もないといいます。toeflができる以上に英検をもっていることの影響力が高いという発言を聞くと、日本人の使える英語力がアップしないのもわかる気が。。。

そして、やっと最近国をあげて日本人の英語力アップに力を入れ始めたようですが、しかし、実は、今起こっているのは、できる人とできない人の格差の広がりだと思います。できる人たちは本当にできますよね、日本にいる人たちでも留学していた、帰国子女という人たちはたくさんいますが、一方、できない人たちもそれ以上にたくさんいるというわけで。全ての人たちの英語の能力がネイティブレベルになる必要はなくても、少なくとも6年間英語を習っていたらそれなりのレベルの英語ができないと残念です。

それにはやはり高校までの英語教師のレベルを上げることがとても重要だと思います。
アメリカでJETプログラムで日本にきて日本の学校で英語の教師をしていた、というアメリカ人に多く会います。JETプログラムは「語学指導等を行う外国青年招致事業」で30年近い歴史がありますが、日本人に英語を教える以上に、外国人に日本を知ってもらうという大きな意義もあるようです。これがきっかけで日本が身近になった、日本文化がわかったという発言をききます。彼らに英語教師のトレー二ングのようなものを依頼してもいいかもしれませんよね。。。とにかく、先生の役割は重要です。

1年で終わる職業訓練プログラム-year up-

大学に行きたくても金銭的な事情でいけない、そしてそのために低賃金の仕事しかできない18から24歳までの若者を対象にコンピュータースキルやオフィスで役に立つようなスキル教えることをサポートするyear up というノンプロフィット団体があります。ボストンから始まったこの団体は全米で確実に少しずつ広がっています。

多くの仕事は実際大学にいかなくても特定のスキルさえ身につければ十分やっていける仕事なのですが、そのスキルがないために低賃金の仕事にしかつけない若者たちがいます。一方、企業側は人手不足といって、需給バランスが崩れています。そのギャッップを埋めるために、この団体では24000ドルを一人分として大手企業から寄付をうけています。このお金をベースに、半年基礎勉強、半年インターンシップを行い、その間おこずかい程度ですが賃金も支払われます。プログラムを終了した85%の人たちが4ヶ月以内に就職先をみつける、または大学には入学することができるそうです。

実際、高校卒業後、奨学金をもらって大学にいくことがきまっていたのにもかかわらず、生活費が払えずに結局、進学を諦めた青年がこの1年のプログラム終了後大手製薬会社に入り、年間60000ドル(700万円以上)の給料をもらっているという例もあるそう。寄付をする企業にとってみれば、学生とのコンタクトも直接でき即戦力になる若者を育てることができる非常に有効な投資といえそうです。

本来、時間のかかる職業訓練を短期集中でするというこのプログラム、若者だけでなく転職希望者を対象にしてもいいかもしれません。

人種差別、男女差別となんでも差別にする傾向がどんどん強くなってる?

アメリカの教育省が、ハーバード大学が入学選考時にアジア系米国人の志願者を差別しているとして、アジア系米国人の64団体から成る連盟が米教育省公民権局に異議を申し立てた件で、同省はこの申し立てを却下したとの報道がありました。
実際、ハーバードでは(学部)アジア系が21%はおり、ダイバーシティーを重要視する観点から、申し立ては却下されたということです。これは優秀なアジア人が増えている中、ここでうけいれてしまうと、ハーバードだけでなく、アメリカの一流校全てにおいてこの割合がどんどんあがっていってしまうということを避けたいということはあるでしょうね。
個人的には世の中に数万とある学校の中である一つの大学に入るということは運とか、学校との相性というのがあって完璧なCVや点数だけでは決まらないというほうがかえって自然な感じがしますけど。。。

それにしてもアメリカ社会、人種差別、男女差別、となんでも差別にする傾向がどんどん強くなっているじゃないかと思うことが、またありました。
ボストン美術館のモネの『ラ・ジャポネーズ』という絵画の前で、絵画に描かれている着物と同じレプリカを試着することができるというイベントが人種差別だ、帝国主義的だという抗議をうけて取りやめになりました。でもこれ抗議しているの日系人でもなく、モネの絵の前で着物をきてみることのどこが帝国主義で、人種差別なのか、全く意味がわからないのですが、逆に、日本人に対する抗議なんですかね?

ボストン美術館FBページより

ボストン美術館FBページより

人種や文化、男女の差別ではなく違いなんだということがわからないと、そのうち、子供が産めないのは男女差別だ、とでも言い出す人が出てくるかもしれません(笑)

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鬱を乗り越えるには幸せな記憶を呼び起こすこと

最近、従来の考え方とは違ったガン治療や、抗生物質を含めた薬や病気の治療法というのが少しずつ広がっているのを感じます。それは、人が本来もっている免疫力や微生物を使ったり、瞑想のように、考え方や心のあり方をかえるということも含みます。そういう流れのなかで、従来の抗うつ薬ではない方法で、鬱を治す新たな可能性がMITの利根川教授らの実験で証明されました。
6月17日のMITニュースによると始めに楽しい経験をマウスにさせてその後そのマウスにストレスを与え鬱のような状態にしたのちに、そのマウスに事前に経験した楽しい記憶を思い出させる刺激を与えることで鬱状態が緩和されることを示唆しました。

日本では近年、うつ病の人が全ての年代で増えているといいます。ストレスが多い社会に住んでいるからとか、抗うつ薬が原因だとか色々いわれていますが、この方法だと従来の抗うつ薬と違って、副作用はほとんどないということです。

鬱の場合、肝心の幸福な思い出を思い出しにくい、という状態にあることが問題のようです。これはマウスを対象にした実験であり、人の場合はまだこれから、ということですが、外から何かの刺激を与えることで、幸福な思い出への回路ができるとしたら、もしかしたら、本人や家族、周りの人にも協力して状況を改善させることができるかも?

鬱の人に声をかける時は注意しないと、こちらがなんとも思っていない言葉にひどく落ち込んだり傷ついたりしてしまうことがあります。幸せか否かという感覚というのは個人差が大きいですし、人の思いというのも結構強いもので、え?あの人そんなに不幸だと自分で思っていたんだ、なんていうことがあるほど、他人から見た時、幸せだと思っても本人が不幸に思っている場合もありますし、その逆もありますよね。

幸せな思い出がたくさんあるほど、自分の状態もポジティブになるということだといえます。それが体調にも影響を及ぼしていることを考えると、まさに病は気から、ということが言えそうです。

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