大学での成績は何を意味するものなのか?

ハーバード大学に50年以上も勤める教授が、成績にAを出しすぎるのは問題だ、という発言をしている、記事がありました。

アメリカの成績評価は A、 B、 C、 D、とありFは落第と考えて、更に、それぞれにプラスとマイナスがあります。(大学によってはないところもあるようです)

A: 90点~100点
B: 80点~90点
C: 70点~80点
D: 60点~70点
F: 落第     

この記事によると、(ボストングローブ 12月4日) 
ハーバードの学部生の成績で、普通の教授が一番多くつける成績が、Aだというのです。そして、これを問題視している教授は、悪くしても、Aマイナスが一番出されている成績かと思ったのに、そんなにAをだすなんて、とんでもない、といっています。この問題は、ハーバードに限ったことではなく、本当に優秀な学生が認められにくくなっていると、警告しています。

この教授の場合、最近では学生に2種類の成績をだすそうです。一つは成績証明書に書いてある成績、もう一つは教授が思う本当の成績。

自分がみている学生だけが、正当に評価されることで、罰をうけるようになることがいやだったが、大学側が方針を変えるべきだと思っています。

一方、学生達の反応は
”Aをとることは、どんな教科だって難しい。” 
”ハーバードに入ってくる学生は高校生の時に十分、いい成績をとってきており、それを大学でも、とり続けたいと思っている”
”確かに、いい成績を出しすぎてる”
という意見もありました。

だいたいそういった内容が記事に書いてあるわけですが、一番つけられている成績が “A”、って確かにすごい、と思います。だって、ハーバードですよ、っていうか、特に学部生は大学院生よりもずっと少なくて、入ってくる生徒達は、高校時代”A”しかとったことがないような子達で、その中での競争です。

そもそも学生はなぜ、いい成績をとりたいのでしょうか?

•プライド 
これは、前述の学生もいっていましたが、高校の時からいい成績をとることが普通になって、そういうものだと思っている場合。

•進学   
これは、将来的に大学院の進学を目指している場合が考えられます

•就職   
いい成績なら堂々と履歴書にGPAを書ける

•情熱   
その教科が好きで、勉強したくてしている場合

ざっと、こんな感じでしょうか。
詰め込みでもなんでも、いい成績をとると決めて、それを極めることができる人というのは、そこから創造性を発揮し、色んな方向に進む事は可能なのだと思います。問題は、なんとかいい大学に入ったものの、世の中には自分よりもっとできる人たちが沢山いるのに気ずき、思ったような成績もとれず、自分を見失ってしまう、メンタルの弱い学生かもしれません。

大学の成績は、論文だけでなく、出席率、授業への参加率や貢献度、またグループワークをした時のメンバーからの評価等、教授によってそれぞれの要素やその評価割合も違うので、自分がいい成績をとりやすい科目と、とりにくい科目は出てくるかと思いますが、それにしても、大学でいい成績をとるには、やはりあるものを継ぎ合わせるだけでなく、そこから発展した、新しいもの(考え)を生み出す必要があります。まさに昨日の記事、OECDの学習到達度調査 PISA 2012からわかること 、に書いたように、創造性を発揮できるような下地を高校生のうちに作っておくというのが、大学でいい成績をとるためにも役立ってくるのかな、と考えます。

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