子供への金融教育の必要性

アメリカでは16歳から車の免許がとれ(18歳で軍隊、21歳でお酒、なんか不思議な順番です)その頃から、18歳にかけては車を買うとか、その為の保険を払ったり、大学への学費の事を考えたり、バイトや、もしくは就職してまとまった金額を手に入れたりして、お金との付き合いが本格的に始まってきます。

1月5日のボストングローブには、全米26大学でシカゴのNGO、MoneyThink によって提供されている金融リテラシーのコースをバブソンカレッジの学生が昨年9月から所得の低い若者に対して行っているという記事がありました。

収入を得ること、それを管理する事、ジョッブインタビューのレッスンやクレジットカードの責任もった使い方、その他のファイナンシャルスキルを教えます。
基本は、当たり前のことですが、入った金額以上のものは使えない、ということです。(どこかの国にも耳の痛い話のようですが)

教えをうける、子供達だけではなく、教える方の学生にとってもとてもいい経験で勉強になるとのこと、実際、人に教えるまで車を所有した時に年間どのくらいのコストがかかるのかしらなかったという大学生もいます。教える大学生も、自らお金に関する、問題に直面して、それをなんらかの形で克服した人が望まれます、例えば、貯金をしてバイクを買ったとかでもいいのですが。

実際に講義をしてみると、ばかばかしいことや、好きでもない映画にお金を払っていないで、お金をもっとためておけばよかった、という意見もきかれます。

授業がおわる毎に生徒達は10ドルのおこずかいをもらえますが(!)それでも半分以上の子供達は、最初の授業にでたきりで、戻ってきません。ということは残った子供たちはお金以上の魅力があるからその授業をとっているといえそうです。

日本では、子供におこずかいをあげたら、おこずかい帳を作り、自分で管理していくというのが、子供にとっての最初の金融教育なのかな、という感じですが、中には、子供の時から、普通に商売をしている子もいるでしょうし、まとまった金額を渡されて、運用させてもらえる機会のある若者もいたり、学費を自分で稼いでいる人達もいます。

個人的に感じるのは、お金との関わり方というのが、親のお金に対する態度というものにとても影響されるということです。親がどういう風にお金を稼いでいるのか、もしくは使っているか、節約しているか、で子供のお金に対する価値観が決まるような気がします。
“ヤバイ経済学” という本によると、子育てで大切なのは親が子供に何をするかではなく、親自身がどうあるか、ということ。
子供の金融教育を考える時、まず親から、ということかもしれません。


ヤバい経済学 [増補改訂版]

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